CPRA news Review 最新号
CPRA news Review Vol.5(2024年01月号)
CPRA機関誌「CPRA news Review」VOL.5発行!
ウェブサイト内のCPRA news ONLINEのなかから、とくにじっくりとお読みいただきたい記事を冊子版として再編集し、発行していきます。
■芸団協CPRA30周年を迎えて
・ご挨拶 瀧藤雅朝(芸団協CPRA権利者団体会議議長)/崎元 讓(芸団協CPRA運営委員会委員長)
・お祝いメッセージ レミ・デロジェ(実演家権利管理団体協議会SCAPR事務局長)
■数字で振り返るCPRA30周年
■CPRA30周年記念事業連続オンラインセミナー『メタバース、VRと実演』連動企画
リアルメタバースと創作のこれから ―渡邊信彦氏(株式会社STYLY COO)に聞く
■生成AIと著作権法を巡る議論
■インフォメーション
・芸団協CPRA30周年記念事業
・「実演家の権利管理に関するアジア団体フォーラム」を実施
・芸団協CPRA運営体制について
【表紙イラスト】hermippe(ヘルミッペ)
※太字の記事は、サイト内「CPRA news ONLINE」でもお読みいただけます。ただし、「CPRA news Review」では冊子版として再編集しているため、ウェブ版記事とは多少異なる場合がありますのでご了承ください。
CPRA news ONLINE
特集
生成AIと著作権法を巡る議論
法制広報部 君塚陽介
生成AIを使って、簡単に文章や画像、音楽などを生成することができるようになっている。その一方、誤った情報の拡散や個人情報の漏えいのほか、著作権侵害やクリエイターの仕事が奪われたりするのではないかなどの懸念も示されている。2023年5月に開かれた広島サミットでも、生成AIの問題を議論することが合意され、日本国内での議論が進められている。そこで、本稿では、生成AIと著作権法を巡る議論について見ていくこととしたい。